について雑記。
大嶋先生のブログでよくCacna1Aが出てきていました。右脳や、視覚空間認識障害、免疫、安心感などに関するコードです。
今回は、Cacna1B1です。
この研究では、撫でる刺激が乳幼児に及ぼす作用について、自発運動量と心拍数に着目して検討されました。
後頭部、腹部、背中のうち
背中が撫でる前と比べて頭部および下半身の運動量が大きく低下することが分かりました。
(個人的には、オデコ眠くなるけれど、オデコはいませんね)
一方で、乳幼児の腹部や後頭部を撫でてもそれらは下がらず、後頭部に至っては心拍数が増え覚醒度があがる様な変化が見受けられました。
また、速さについては平均で約10.5 cm/sとなり、心地よい触覚刺激の受容に関わるC触覚線維2を活性化する速さと同等だったようです
これはつまり、人は無意識のうちに、相手が最も心地よいと感じやすい速度で触れていたということ。
また、具体的な速さは、スマホを2秒で撫でるくらいの速度です。
さらに、ノンレム睡眠のときと同程度まで徐波とよばれるゆっくりとした低周波の脳波成分が増え、入眠が促されることが分かりました。
また、仔マウスを孤立させている間に背中を撫で続けると、社会的な絆に重要とされるオキシトシンには変化が見られませんでしたが、ストレスホルモンの1つであるコルチコステロンの上昇が抑えられることも分かりました。(母子でなければオキシトシンは出なかった?調べてないですが園の先生や祖父母、父などでの反応の違いが気になります)
その後、人工保育で育てられたマウスの背中を撫でても、運動量および心拍数の低下・入眠促進・ストレス緩和は見られませんでした。
人工保育(ネグレクト)と通常保育の違いを調べたところCacna1b遺伝子の発現が大きく低下していました。
そして、通常保育群にもCacna1b遺伝子の発現を低下させたところ、母に撫でられても変動が起きなくなった。という報告です。
以上から、生まれつき撫でられて落ち着くというセットが成されているのではなく、触れ合い経験によって発達していく機能である。視床下部のCacna1B遺伝子の発現がその発達のメカニズムに関与している。というものでした。
触覚過敏や不安などを抱える子どもの理解と支援につながることが期待なされています。
これらを踏まえて、個人則では大人になってからでもここは発達する様に感じますが、
今すぐ撫でてもらえる環境が無い場合や、触れ合いでも安心感が感じられ無い時に、Cacna1Bの還元!
面白いかもしれません。
個人的に、いつも遺伝子コードを凄く早く唱えていたのですが、深呼吸の速度に合わせて、吐く時に唱えるくらいのペースがおすすめです。
いつも先生のブログで見たことある遺伝子が色んな論文に登場して、楽しいです。





