あなたの今の人生にとって、目印やアンカーとなるルームでありますように
また、人生を歩む羅針盤は持っていても目的地がわからなかったり 混乱していたり 生き延びることもままならない渦のなかだったり。
そもそも目的地も必要ないのかも。でもじゃあ何に沿ってどこに歩けばいいんだろう?
そういうふうに迷った時、誰もの心の中の、いつも同じ方角に浮かんでいるその光が 助けになりますようにという願いを込めました。
北斗七星は日本では季節を問わず一年中北の空にはありますが、
本来月や太陽のように夜空の星が東から西へと動いていく中でも、ほとんど位置を変えることなく真北の方角に浮かぶ不動の星は北斗七星ではなく”北極星”です。
北極星だけは時間が経ってもほとんど位置を変えることはなく、常に真北の方角で輝いています。
しかし星空を見慣れていない人には、最初は案外見つけにくいのです。その際は隣に位置するカシオペヤ座や北斗七星が手助けになります。
北斗七星は持ち手が下、掬いが上向きで縦方向に柄杓の形になっています。
その柄杓の深さを5倍の間隔で伸ばした先にある、明るい二等星の一粒の星が北極星です。
そしてその北極星の横にいつもあり、ガイドとなる存在である北斗七星が、素敵なメタファーだと感じています。
北極星の存在が、ほぼ動かないように見えるのは、地軸を延長した先に位置しているためです。
そのため夜空にある全ての星は 北極星を中心に回っているように見えたりもします
好きなことに没頭していたり、好きな人と過ごしていると時の流れがあっという間だったり 一瞬が永遠に感じたりという話があります。
北極星などの星の動きになぞらえて考えてみると、弥次郎兵衛のように真ん中を軸として回転していく中で、その中心が北極星であり自分がいる位置です。
巻き起こる現象の、中心の目線に誰を置くのか 何を置くのかで、
その都度 ターゲットの事象と見ている場所との距離や速度が変わります。中心に近いほどその速度は遅くなります
自分を中心に現象を見て物語を考えると、物事はゆっくりと立体的に見えます。自分も動いていますがさほど揺れを感じません。
しかし中心に他の人の目線や、遂行したい事柄などを置いて考えると、途端に自分が円周する側になり
運動量も多いし、揺れるし振り回されるし、時間にも振り回されて、どんどん時が進んでいってしまう感覚になったりするかもしれません。
現実に起こっている物事の意味合いや 自分にとってそれがどういう意味を成してどれくらい重要なのか、というのはその事象をどこの位置から見て観察するのかで常に異なるものになるのです
人生、様々なものに振り回されてきた 思うように生きてこれなかったかもしれないという視点も
自分がどう生きてきたかという視点で見てみるとまた違った感覚が湧いたりするかもしれません
いつもそこにあるあなたの中の光が、そしてその横に常に存在する北斗七星が あなたの目印となり助けになりますように
こんにちは。皆様それぞれだけの物語について、一人一人のお話をお伺いできる事が楽しみです。カウンセリングにてお会いできるのを楽しみにしております。